企画展「鳥取県の特定希少野生植物」開催中です
開館時間 9:00〜17:00
( 7/21〜8/20 9:00〜18:30 )
- 入館無料
- 年中無休(年末年始を除く)
- 博労座駐車場をご利用ください
鳥取県内で生育している植物のうち、とくに絶滅する危険性が高く、条例によって保護されている指定種が32種あります。
これらが失われつつある原因は、見た目が美しいため人が採取したり、生息範囲を広げているシカが周りの植物をすごい勢いで食べているためです。人の生活様式の変化により森林や採草地の手入れができなくなったのも大きな要因となっています。
指定種にどのようなものがあるのか紐解いてみると、見た目が華やかで美しいランの仲間はもちろんですが、地味で目立たないスゲやシダの仲間もあります。しかし、どれもが鳥取県に生育していて、豊かな自然環境を形つくっている、わたしたちが守っていかなくはならないものです。
どのような経緯で保護対象になったのか、どんな植物があるのかを何となく知っていただきたいという想いで本展を開催いたしました。私たちみんなが身近な環境を守っていくための気づきとなれば幸いです。