大山山頂の植生調査を行いました

2024年7月18日　大山山頂の植生調査を行いました

大山の山頂台地に木道を設置したことで、かつて失われていた植生が復活してきています。大山の頂上を保護する会が中心となり年に数回、植生調査を行っています。復元地域の植生がどのように変化したのかを知り、今後の頂上保護に役立てるために2011年より毎年行われています。

登山者の方が山頂へ来た時には、木道の設置してある場所だけを歩くことができます。この木道は鳥取県により管理されいます。木道が古くなると、場所を区切って新しい板に張り替えています。今年も木道の張り替え工事を行っています。

2×2ｍの観察区を6か所設定して植生の変化を調査します。区画内の植物は草も木もすべて記録します。花の時期でなければ、葉や実を見て植物を同定します。区画以外も頂上台地の植生はできるだけ記録します。

この日は注意喚起のシール貼りを行いました。植生保護のため木道から外にはでないようにお願いします。

大山には、大山特有の植物がたくさんあります。みなさまのご理解とご協力の賜物ですので、これからも大山の自然を大切にしていきましょう。