猛毒キノコ「カエンタケ」にご注意ください

開館時間 9:00〜17:00
( 7/21〜8/20 9:00〜18:30 )

  • 入館無料
  • 年中無休(年末年始を除く)
  • 博労座駐車場をご利用ください

今年も猛毒の「カエンタケ」が発生しています。枯れたナラ類の木の根元に赤やオレンジ色のキノコが生えていたら絶対に触らないでください。

カエンタケ.JPG

中毒症状について触ると皮膚がただれたり、炎症を起こしたり、目に入ると失明する恐れがあります。誤って口に入れた場合、食後30分程度で悪寒、腹痛、頭痛、手足のしびれ、嘔吐、下痢、喉の渇きなど胃腸系から神経系の症状が現れます。その後、腎不全、肝不全、呼吸器不全、循環器不全、脳障害など全身に症状が現れて死に至ります。致死量は生キノコで3gといわれています。

カエンタケについて:カエンタケは円筒形で、手の指のような形をしています。表面は赤だいだい色でナラ類の樹木が枯れると、1年後に根本から生えることがあります。大きさは地面から出ている部分が3~15cmくらいです。

発生する季節や場所:カエンタケは夏が暑い年の晩秋によく生えます。山奥ばかりでなく里山にも生えます。ナラ類の木の根元に発生します。ナラ類とは、クヌギ、ミズナラ、コナラ、カシワ、ナラガシワ、ウバメガシの木を指します。

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