雪の回廊を歩く

開館時間 9:00〜17:00
( 7/21〜8/20 9:00〜18:30 )

  • 入館無料
  • 年中無休(年末年始を除く)
  • 博労座駐車場をご利用ください

2022年1月18日(火)

大山寺はしんしんと雪が降っています。2日後は「大寒」。暦の上では1年のうち最も寒い時期だそうです。

標高750mにある大山自然歴史館は、麓よりも気温が低めで、冬も長めです。2月いっぱいは、しっかりと雪が降り、今日みたいに気温が氷点下になると手に取る雪がサラサラしています。寒いだけだと嫌になってしまいますが、陽が当たる日には雪の結晶がキラキラと光り、空気が澄んで大山をはっきりと見ることができます。

今日は大神山神社奥宮の小さな雪の回廊と大山寺の様子を写真でご紹介します。ここは人が少ない季節であるにもかかわらず、参詣する人のためにいつも雪かきがしてあります。

▽大山寺から続く雪の回廊の先には大神山神社奥宮があります。20220117_133920.jpg

▽大神山神社奥宮(国指定重要文化財)。明治時代までは地蔵菩薩が本尊として祀ってありました。壮大な権現造りで、花鳥風月を描いた234枚の天井絵があります。20220117_134329.jpg

▽下山神社(国指定重要文化財)。下山神社は神の使いの白狐で知られています。建物の下には、小さな穴が二つ開いています。それは「キツネ穴」と呼ばれ、里を駆け巡ったキツネがその様子を神に知らせる穴です。20220117_134231.jpg

▽大山寺本堂。本堂には地蔵菩薩を祀っています。地蔵信仰は平安時代に庶民のあいだに広まった信仰です。かよわき庶民を救うというお地蔵さんが今でも大山寺にはたくさん残っています。20220117_135722.jpg

▽大山寺から参道へ向かう道。手すりが埋まりそうなくらいの積雪があります。20220117_135936.jpg

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