7月14日・15日古式祭が執り行われました

開館時間 9:00〜17:00
( 7/21〜8/20 9:00〜18:30 )

  • 入館無料
  • 年中無休(年末年始を除く)
  • 博労座駐車場をご利用ください

毎年7月14日の夜から15日の朝にかけて、大神山神社奥宮で古式祭が執り行われます。
この神事は、山頂付近の地蔵ヶ池で霊水と薬草を採取する県指定無形民俗文化財で、江戸時代は大山寺により納経を伴う「弥山禅定」として行われていましたが、神仏分離を受けて現在の大神山神社奥宮を主体とする形に変わりました。
現在、大神山神社奥宮は改修工事中のため、ご神体がお遷しされている下山神社で神事を執り行いました。

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午前1時、山頂に向かう神官・先達・強力・信者らの安全を祈願する「派遣祭」。

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出立式ののち、暗い登山道を登ります。

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石室内にて祭事斎行。

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神事を執り行った後、地蔵ヶ池で霊水を汲み、薬草のヒトツバヨモギを採取します。

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強力が御神水と薬草を背負い下山神社へ戻り、無事帰着の報告と奉納をします。

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無病息災を願い、薬草は信者に分け与えられます。持ち帰った人は干してお茶にしたり、お風呂に入れて薬湯として用いるそうです。
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